創立30周年のご挨拶
2019年3月6日
サムデイ株式会社は、本日平成31年3月6日をもちまして創立30周年を迎えました。これも、ひとえに皆様のご支援とご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
思えば、サムデイの歩みは、平成改元の57日後に始まったのですが、以来30年の歳月を経て56日後に新たな改元を控え、今まさに平成の歴史が幕を閉じようとしています。それ故に、平成の30年を振り返ることなくしてサムデイの30年を顧みることはできません。
平成の時代は、日本経済が長期に亘って低迷し、規制緩和とグローバル化によって昭和の時代に形成された総中流社会の基盤崩壊が顕著となりました。さらには、近い将来直面することになるであろう人口減少加速社会、甚大な被害が予測される自然災害、国際情勢の変化に伴う地政学的な脅威などに対してもはや目を背けることが許されないという共通認識が芽生えた時代なのではないでしょうか。
このように世相が悲観的な方向に向かう一方、当社が生業とする情報技術(IT)の世界ではインターネット、ICチップ、AI、ビッグデータ、ブロックチェーンなどの技術によって革新的な商品やサービスが日々生まれており、この先、ITを原動力とした逆方向への揺り戻しが光明となります。
これからの30年は、これまでの30年以上にIT業界が社会に及ぼす影響、その使命と責任が大きくなるであろうことに疑う余地はありません。これからも、ITを通じて新たな価値を創造し続けることにより、当社が経営理念として掲げるところの、いつか到達すべき目的地を目指して着実な歩みを続けてまいります。今後とも、何卒ご支援、ご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役難波健治